神戸酒心館では、酒蔵からの文化発信の取組として、「酒蔵文化道場」セミナーをこれまで130回以上開催しています。
酒蔵文化道場とは、著名な文化人や専門家の方々を酒蔵にお招きし、日本文化を中心としたさまざまなお話をお聞きする会です。一言でいえば、大人の寺子屋。酒蔵で開かれる寺子屋なので、講義の後はきき酒でひと休み。お招きした方と季節のお料理や蔵出しの酒で楽しいひとときを敷地内の「蔵の料亭 さかばやし」でお過ごしいただける懇親会もございます。
今回は、9月7日(土)大阪樟蔭女子大学学芸学部教授 濵田 信吾 氏による「数の子と子持ちコンブから考える魚食文化」というテーマで開催します。
「どんな味があるかと言われてもちょっと困るが、とにかく美味い。」
美食家で知られた北大路魯山人がそう評したのは、ニシンの卵であるカズノコです。現代日本の食卓に並ぶことは少ないですが、ニシンは世界の歴史に影響を与えてきた非常に重要な水産資源であり、生態資源でもあります。
この機会に、美食家北大路魯山人がそう評したニシンから魚食文化について学んでみませんか?皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。