CSK株式会社では、中学生に車いす生活者をはじめとした障がい者への理解を深めてもらうため、車いす利用者からの講演と車いす体験を行う「中学生だからできる!プロジェクト」(以下、中プロ)を実施しています。この中プロでは、中学生にとって年齢の近い大人である大学生が講師を務めることで、より効果的な学びの機会の実現を目指しています。
2024年10月29日(火)、神戸市立太田中学校の2年生138名を対象に、兵庫県立大学や大阪公立大学などの大学生17名が講師となり、中プロを実施しました。
参加した生徒からは、「これまで校内のバリアフリーについて調べる機会はなかったので、とても良い体験だった」「『障がいがあるからできない』のではなく、環境整備ができていない社会に問題があるのだと考えて、誰もが住みやすいまちを作っていかないといけない」「障がいを持つ方の視点で考えることができてよかった」などの声が聞かれました。
体験者を交代しながら学校周辺を約2km歩きました。
障害者差別解消法の講演を聞いたあと、グループに分かれて学校内の非バリアフリー箇所を調査し、起こりうる問題とその解決策を考えて発表しました。
神戸市福祉局障害福祉課
兵庫県企画部SDGs推進課
日本ケアフィット共育機構
関西SDGsプラットフォーム バリアフリーマップ分科会
※本事業は兵庫県SDGs WEEK推進事業の一環として開催しました。