森林は、山地災害の防止や温暖化の防止、水源のかん養、安らぎの空間の提供など、さまざまな公益的機能を有しています。しかし近年、社会経済環境の変化により、人々の暮らしの中で建材や薪などの燃料として木材が使われなくなったことから、森林の適切な管理が行われないまま放置され、防災機能の低下した森林が増加し、豪雨等による山地災害が発生するなど、様々な問題が懸念されています。
今回は、県立神戸甲北高校が取り組まれている学校設定科目「神戸の研究」において、県職員が講師となり、“森林”を題材とした出前授業を実施します。授業では、六甲山の歴史や森林の役割、森林が抱える課題などを学ぶとともに、森林に関わるさまざまな立場から「人と森林との関わり方」について考えます。(詳細はこちら)
11月7日(金)
「森と生きる私たち〜そのつながりを考えよう〜」
授業の前半では六甲山の歴史や森林の役割、森林が抱える課題について講義を行い、後半では森林に関わるさまざまな立場からの視点で「人と森林との関わり方」を考えるグループワークを行うことで、森林の大切さへの理解を深めます。
※出前授業に対し取材を希望される場合は、担当部署まで事前にご連絡ください。
農林水産部治山課
TEL:078-362-4192